ご挨拶

当社は、創業者江川龍三郎が塗装技術者として永年に亘り研鑚・蓄積された技術力・ノウハウを土壌にして昭和48年に設立されました。
先代は常々「塗装とは、製品表面を保護し、外観を美しいものにして人の心を満たす。
しかし反面、その製造工程では、作業性、環境阻害に問題も多く、これらを排除して一連の低公害、安全、省資源省力化の流れであるべき」と申しておりました。
私たちも先代の意思を受け継ぎ、塗装、機器、装置の単体サブシステムをいかにして総合システム化できるか、広くものを見、創造的にものを考えて、改善を重ねて参りました。

しかし、開発、改良の余地は多分にあり、今後の変化、革新に即対応できる体質の育成に努め、さらなる前進を目指します。
設立以来、一貫して≪多品種少量生産体制≫を前面に打ち出してきた私たち。
技術者不足から、大手塗装会社ではオートメーション化に走っているのが現状です。しかし、製品によっては機械化された塗装に対応出来ないものもあるはず。

興和工業では量産製品だけではなく、あらゆるユーザーニーズに対応した塗装技術を幅広く提供。様々な素材を使った、様々なグレードによる、製品の特徴を十分加味したケースバイケースの塗装ノウハウで、大手クライアントからも厚い信頼を獲得しています。

塗装は製品の最終工程…。私たちはその技術に新たなる付加価値を創造してゆきたい、そう考えています。

また、職能分野も被塗物素材の拡大、新特性を新機能面に、そして部品ー塗装ーシルクーアッセンブリの一貫性作業など、広域化を図ります。

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